
T-Client を
WOL (遠隔操作による電源投入) の設定をしたパソコンで稼働させることにより、防犯用のモニターなどとして使うアイデアがあります。
下記は、システムの一例です。
- T-Client のリレーサーバに、VNC など遠隔操作ツールをインストールして、常時、稼働させます。
- 同じルーター配下に、Wake-On-LAN で電源起動されるパソコン (クライアント PC [遠隔操作されるパソコン]) を接続し、T-Client をインストール、遠隔操作のために、リレーサーバと異なるポートで、VNC Server も稼働しておきます。
- クライアント PCには、BIOS で、Wake-On-LAN を許可する設定をしておきます。 NIC によっては、Wake-On-LAN を、OS で許可しておく必要があります。 また、MAC アドレスをメモしておきます。
- リレーサーバに、Wake-On-LAN のホストマシン用のプログラムをインストールします。Windows ですと、MagicSendがあります。 Linux は、ethtool は、yum でインストールできるので便利でしょう。

左の画像は、WOL の BIOS 設定画面の一例です。
通常、電源投入時に、DEL ボタンや F2 ボタンを押すことで、BIOS の設定画面が表示されます。
さて、パソコンの遠隔操作の手順ですが、最初に、VNC [や Linux の場合は ssh ] で、リレーサーバにアクセスします。

そこで、クライアント PC の MAC アドレスを指定して Wake-On-LAN のプログラムを起動します。
もし、クライアント PC の電源が入っていなければ、電源が投入されます。
Windows が起動してクライアント PC のネットワークの接続が確立したら、クライアント PC に VNC でアクセスして、T-Client を起動し、ログインします。 ログインが成功したら、クライアント PCに装着されているウェブカメラやマイクから、画像と音声が、T-Client に表示されます。
なお、基本的に Wake-On-LAN は、同じルーター配下のパソコンでないと、起動ができません。そのため、対象となる遠隔地のルーターの配下に、リレーサーバなど、少なくとも1台の PC は、常時、通電しておく必要があります。